入院中の夫が「体力を戻す」と張り切った結果、その夜眠れなくなりました。w

笑い話みたいですが、これ本当の話です。

白血病で入院していたピーマン(夫)が、ある日突然「リハビリのため」と廊下をひたすら歩き始めたんです。これは、後日ピーマンから聞いた話になります。

元スポーツマンの本領発揮…のはずでした。w

ピーマン、突然リハビリを決意する

入院生活も数週間が経った頃のことです。

「このままじゃ体がなまる。歩こう。幸い、この病棟の廊下は長い」

そう心に決めてピーマンは勝手にリハビリを開始したらしいんです。

点滴スタンドを引きながら、病院の廊下を何往復も歩いたそうです。

看護師さんから「ピーマンさん元気ですねー」と声を掛けられながら、「いやーそれほどでも」と鼻の下を伸ばして(これはわたしの想像w)応えたとか応えてないとか。

ピーマン自身は病棟の中では若い方だし、20,30分くらい余裕やろと思ったらしいんです。

スポーツやってたし、廊下歩くくらい全然平気やろと思っていたんでしょうね。私もそう思ってました。

その夜、悲劇が起きた

ところがその夜。

「足が痛くて眠れへん」

ピーマンからの電話。まさかの筋肉痛ですw

元スポーツマンが、廊下を歩いただけで筋肉痛。

思わず笑ってしまったんですが、ピーマンは真剣に痛がってました。ごめんw

足裏が激痛でベッドの機能を使って足を上にあげて寝てたらしいんですが、全く効果なし。

痛すぎて眠れないので、睡眠薬を処方してもらって無理やり眠ったみたいです。

かなり笑えない現実でした。

入院するとこんなに体が衰える

白血病の治療中は、強い抗がん剤の影響で体がボロボロになります。

吐き気・倦怠感・発熱…。とても動ける状態じゃない日が続きます。

数週間ほぼ寝たきりの状態が続いた後に急に歩けば、そりゃ筋肉がびっくりしますよねw

筋肉って、使わないとあっという間に衰えるんです。

医療用語では「廃用症候群」といって、安静にしすぎることで筋力や体力が落ちてしまう状態のことです。

ピーマンの場合はまさにこれでした。

ピーマンは極端で、動けるときは動く、動けないときは全く動かないみたいな0か100男なんですw

退院に向けて体力を戻すことの大切さ

筋肉痛事件があってから、ピーマンは作戦を変えました。

いきなり何往復もするのではなく、最初は1往復だけ。翌日は2往復。少しずつ距離を伸ばしていく方法に切り替えたんです。

無理せず少しずつ。これが正解でした。

退院後もしばらくは体力が戻らず、階段を上るだけでしんどそうにしていたピーマン。

あの時の「廊下歩いて筋肉痛」が懐かしいくらい、今は元気になりましたw

入院中のモチベをどうやって保ったか

体が思うように動かない入院生活。

正直、精神的にしんどい時期もありました。

ピーマンが唯一続けていたのが、音楽を聴くことでした。

好きな音楽をイヤホンで聴きながら、廊下をゆっくり歩く。

それだけで気持ちが少し楽になったと言っていました。

特別なグッズは何もいらなかった。

「好きな音楽が、一番のリハビリだった」

入院中の夫から話を聴いていて、そう感じました。

長期入院中の方がいるご家庭は、まず好きな音楽を聴ける環境を整えてあげてください。それだけで全然違います。

でも、本当の意味で一番の支えになったのは、子どもたちの写真でした。

何もない病室の中で、手に握った携帯電話の中にある子どもたちの笑顔の写真。

何も知らずに笑っている子どもたちの顔を見るたびに、「絶対に死なん!!」と心の中で叫んでいたそうですw

いや、声に出して叫んでたらしいですw

41度の高熱が出てベッドから起き上がれないときも、抗がん剤でトイレで何時間も吐いた時も、「絶対に死なん。この子たちや嫁さんを置いて死ねない」と強く想っていたらしいです。

病気と闘うのはしんどいです。体力的にも精神的にも。看護師さんや医者からのどんな励ましの言葉よりも、励みになったのは、家族の笑顔でした。

特別なものは何もいらない。大切な人の写真一枚が、どんなリハビリグッズより効いた。

入院中のご家族がいる方は、ぜひ家族の写真を持たせてあげてください。

まとめ:笑えるけど大事な話

今回のピーマンの筋肉痛事件、笑えるエピソードですが、入院中の体力低下のリアルが詰まっています。

・数週間の入院で体は想像以上に衰える
・焦っていきなり頑張ると逆効果
・少しずつ、無理せず動くことが大事
・退院後の生活を見据えたリハビリが重要

病気と闘うのはもちろん大事。でも体力を維持することも同じくらい大事です。

ピーマンの筋肉痛事件は、そんなことを改めて気づかせてくれた出来事でしたw

【今日の自由になるための一歩】

入院中のご家族がいる方は、ぜひ担当の看護師さんや理学療法士さんに「リハビリはどのくらいしていいですか?」と聞いてみてください。プロのアドバイスが一番の近道です。

このブログでは、ピーマンの白血病体験を通じて学んだことを発信しています。次の記事もぜひ読んでみてください👇

【体験談①】26歳の夫が白血病になった話