退院おめでとう!さあ、日常生活に戻ろう!

…と、そう簡単にはいかないのが現実でした。w

今回は、退院後のピーマンに起きた「衝撃の事件」をお話しします。

笑えるけど、大事なことが詰まってる話なので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

退院しても、日常は遠かった

白血病の治療を終えて、ピーマンがようやく退院しました。

家族全員で「よかった!」と喜んで、日常生活に戻れると思っていました。

でも現実は違いました。

長い入院生活で、ピーマンの体は想像以上に変わっていたんです。

筋力の低下、体力の低下、免疫力の低下。

入院前に「当たり前にできていたこと」が、退院後は遥か遠くの出来事になっていました。

そしてある日、事件は起きました。

冬の洗車中に起きた「決壊事件」

その日は冬。

家族みんなで洗車に行きました。

その日のピーマンは、なんとなくお腹の調子が悪かったそうです。

でも「まあ大丈夫やろ」と思いながら、いつものようにタイヤ周りをせっせと拭いていたそうです。

そして、拭き終わって立ち上がったその時!

ぴゅっと何かが出た。

…え?

やばい、漏らしたかもしれん。

そうピーマンから聞いた時、わたしは絶句しましたw

元スポーツマンが。白血病と闘い抜いた男が。

洗車場で。冬にw

近くにコンビニがあってよかったw

幸い、すぐ近くにコンビニがありました。

ピーマンは速攻でコンビニに駆け込んで、下着を購入。即トイレへ。

トイレが空いていたのも不幸中の幸いでしたw

「入ってたら詰んでたわ」

後でピーマンが言ってましたw

笑っちゃいますよね?笑えるんですけど、これ実は笑えない話でもあるんです。

なぜこんなことが起きたのか

医学的に言うと、これは「廃用症候群」の一つです。

長期入院で動かない状態が続くと、
腸の蠕動(ぜんどう)運動(腸が内容物を動かす動き)が明らかに低下します。

腹筋や体幹の筋肉が衰えることで、
排便のコントロールも難しくなることがあります。

退院後に急に身体を動かすと、
衰えた腸が「あれ、久しぶりに動いた!」と
びっくりして予期せぬことが起きる、というわけですw

ピーマンの場合もまさにこれだったのかw

長期入院中、人間の身体はとことん衰えます。

筋肉痛の記事でも書きましたが、入院中は思った以上に身体が動かせません。

👉入院中に筋肉痛で眠れなくなった話はこちら👇

入院中に張り切って歩いたら筋肉痛で眠れなくなった話|白血病患者のリアル

衰えるのは足腰だけじゃない。

股関節周りの筋肉、体幹、腸の動き。普段は意識すらしない筋肉まで、長期入院で弱ってしまうんです。

しゃがんで立ち上がるという動作。

健康な人には何でもない動きですが、体幹や股関節周りの筋肉が弱っていると、思わぬところに影響が出ることがあります。

ピーマンの「決壊」は、まさにこれでした。

本人が一番わかってる。本人が一番ショックやった。

それはわかっていたので、わたしは笑いをこらえながら優しく見守りましたw(こらえきれてないw)

退院後のご家族へ、大事なお願い

もしあなたのご家族が長期入院から退院したら、こんなことが起きても不思議じゃないです。

・思ったより歩けない
・すぐ疲れる
・体幹が弱くて転びやすい
・消化器系が思うように動かない

万が一、今回のピーマンみたいなことが起きても。

叱らないでください。
馬鹿にしないでください。
笑わないでください。(心の中でだけにしてくださいw)

本人が一番ショックで、本人が一番わかっています。

そっと「大丈夫?」と声をかけて、コンビニに一緒に駆け込んでくださいw

それが、一番の回復への近道だと思います。

まとめ:退院はゴールじゃなくてスタート

今回の「決壊事件」から学んだことをまとめます。

・長期入院で普段使えていた筋肉が衰える
・退院後も日常生活への「リハビリ期間」が必要
・体幹・股関節・消化器系など、思わぬところに影響が出ることがある
・ご家族は温かく、笑いをこらえながら見守ることが大事w
・本人が一番ショックなので、責めない、馬鹿にしない

退院はゴールじゃなくて、回復へのスタートです。

ピーマンも今では元気に働いて、洗車も問題なくこなせるようになりましたw

あの冬の「決壊事件」は、今では我が家の笑える伝説になっています。

最近でも夜の散歩から急に帰ってきたと思ったら、トイレに直行してましたw

家までの約600mが死ぬほど遠かったとかw決壊しなくて良かったねw

諦めずに正しく行動すれば必ず回復します。

まず、気持ちで負けない。

いつか笑えるその日まで、一緒に歩んでください。

ご家族の皆さん。あなたが支えたから、回復できたんです。

【今日の自由になるための一歩】

もし家族が長期入院から退院したら、まず「日常生活のためのリハビリ期間が必要」と心構えしておいてください。焦らず、笑いながら、一緒に日常を取り戻していきましょう。

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